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操体法の変遷(技術から哲学へ)
初期の理論では、筋・骨格など運動器系の物理的アンバランスの修正に主眼が置かれていましたが、その後、患者自身の動作時における身体感覚の変化に着目し、痛みや不快感を全く伴わずに症状を改善させる特異的な運動療法(=狭義の操体法)を体系化しました。身体感覚(快・不快)への洞察はさらに進み、運動器系以外の身体機能である呼吸器系、消化器系、神経系など全ての組織器官にも共通の身体感覚(快・不快の法則があることを見いだしました。
そしてこの法則が自然界、生物界に共通するもので、生命の発展衰退に深く関係する生命の原理であると位置づけました。一人一人の持つ身体感覚を生命の羅針盤としてとらえ、その感覚に従った無理のない行為(呼吸・食事・動作・思考)を日々実践することが自然治癒力を賦活させ健康を取り戻すための基本原理であると提唱するに至りました。(広義の操体法)
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